40歳になった頃から、
「あれ?体重は変わっていないのに体型が違う……」
と感じるようになりました。
大好きだった細身のジーンズはキツくなり、ロングブーツのファスナーは上がらない。
小走りすると、お尻が水風船みたいに揺れる(笑)。
でも不思議なことに体重はほとんど変わっていませんでした。
お尻の位置が下がったせいで脚が短く見えるのに、なぜかデコルテ(胸元)だけはげっそり痩せていく。
いわゆる、大人の「下半身太り」です。
細くなりたいわけじゃない!大人が目指すべき「しなやかボディ」
焦った私は、スクワットやプランク、ヒップアップの筋トレに挑戦しました。
筋肉がつく実感はあったものの、「私の目指すラインとは何かが違う」と感じたのです。
40代を過ぎてただ細く痩せてしまうと、どうしても不健康に見えたり、老けた印象を与えてしまったりします。
私たちが本当に欲しいのは、ギスギスした細さではなく、女性らしいしなやかなメリハリのあるラインですよね。
そんなとき、YouTubeで出会ったのが「ストレッチで痩せる」という動画でした。
最初は「脂肪を燃焼するわけじゃないのに、どうして?」と半信半疑。
ですが、その発信者の方が「筋肉のイラスト入りの服」を着て、体の仕組みを熱くストレッチしながら説明している姿を見て、看護師という職業柄、もの凄く納得し、引き込まれてしまったのです(笑)。
そこで気がついたのが、「正しいアライメント(骨と関節の正しい位置関係)」の大切さでした。
体が硬くなると関節が上手く使えず、その周りに余計な脂肪がついてしまいます。
つまり、体型は日頃の「身体の使い方」の積み重ねで出来上がっているのです。
この「ストレッチ×身体の使い方」を意識するようになってから、体重はほとんど変わらないまま、少しずつ体のラインが変わっていきました。
・お尻の位置が上がる
・背中がすっきりする
・ジーンズがきれいに履ける
・姿勢が良く見える
そんな変化を感じるようになったのです。
看護師が実践!日常の動作をすべて筋トレに変える「アライメント意識」
私は夜のストレッチで筋肉と関節を柔軟にほぐし、日中は以下の「日常の動作」をすべてエクササイズに変えることで、体重を変えずに体型をキープしています。
ぜひ今日から意識してみてください。
① 物を拾うとき(股関節の連動)
前屈するときはお腹を丸めがちですが、股関節からパタンと折りたたむイメージが正しい前屈です。物を拾うときは、股関節から曲げて取ると、ヒップから太ももの裏側がしっかり伸びて素晴らしいエクササイズになります。

② 立つとき(理想の一直線)
つま先重心は前ももが太くなり、かかと重心は反り腰を招きます。横から見たときに「耳・肩・骨盤(太ももの付け根)・膝・くるぶし」が一直線に並ぶポジションを意識しましょう。

③ 歩くとき・階段を上るとき(お尻の筋肉の動員)
歩くときは膝ではなく股関節から動かし、腕は後ろへ振ります。膝とつま先は真っすぐになるよう意識します。階段を上るときは、後ろの足で蹴り上げるのではなく、前に乗せた足の「お尻の筋肉」を使って体を上に押し上げるイメージを持つと、ヒップアップ効果が生まれます。
④ 座るとき(内転筋の意識)
椅子に座ったときに膝が自然と開いてしまうのは、内もも(内転筋)が使えていない証拠です。足を組むのを控え、両膝を軽く寄せる意識を持つだけで、下半身が引き締まります。
⑤ 振り向くとき・姿勢のクセ(巻き肩予防)
後ろを振り向くとき、首だけをひねるのではなく、上半身ごと向きを変えるようにします。また、現代人に多い「巻き肩」を防ぐために、日常の中で時々「肘の内側(肘窩)」を正面に向けるように意識して、肩を開いてあげましょう。

伸びていないところ、使われていないところに「肉」はつく
余計なお肉というのは、日常でサボっている筋肉の場所に容赦なくついてしまいます。
猫背の姿勢が続くと、肩から背中にかけて、ハミ肉や余計なお肉がついてしまうのがその典型です。
この「ストレッチ×日常のアライメント意識」を始めてから、私の体型は確実に変わりました。
私は現在、160cm、51kg前後を維持しています。
ごく普通の体型で、モデルさんのようなスラリとした美脚ではありませんが、背中のハミ肉や、お腹の「浮き輪肉」は今もありません。
体重の数字に一喜一憂するのではなく、自分の体の使い方に優しく目を向けてあげること。
いくつになっても大好きなジーンズをかっこよく穿きこなせるように、これからも自分の体を心地よく「更新」していきたいですね。
今日も一日、本当にお疲れさまでした。
※運動は体型維持だけでなく、実は肌にも良い影響を与えてくれます。
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